さんぽするようなのんびりたび

【らーめんもり翔】気が付けばまた行きたくなる味【三原市】

親しみやすいラーメン屋さん

カウンターに腰を下ろす。
こういったラーメン屋でよく目にする丸椅子に安心感を覚える。
照明はやわらかく、どこか懐かしい色をしている。
テーブルが2つ、カウンターが数席。
まちの中に、昔からそこにあるような店。

壁には整然とのメニューが並べてある。
定番から趣向を凝らしたものまで様々だ。

客層はさまざま。
作業着の男性、休日の女性二人、家族連れ。
みんな自然にその空間に溶け込んでいる。
親しみやすいというより、「ここが自分の場所になる」感じ。


甘めの豚骨醤油

通常のラーメンは豚骨醤油。
ごくありふれた内容だけど、この店のは少し違う。
豚骨の濃厚さに加え、はっきりとした甘みがある。
一口飲むと、肩の力が抜けていくような味。

細縮れの麺は、加水率高めで伸びにくい。
ゆっくり食べても、最後まで美味しい。
そんな麺、そうそう出会えない。

昼どきには、チャーハンの鍋を振る音が絶えない。
その音が、この店の日常をつくっている。


あやしいラーメン

名前が気になって頼んだ「あやしいラーメン」。
見た目は優しい担々麺。辛さは控えめで、まろやか。
スープは少なめで、最後の一滴まで飲みたくなる。
“あやしい”というより、“包み込むような”味だった。


餃子

餃子は、ライスと一緒に食べたくなる味。
カリッと焼かれた皮の中から、甘みのある肉汁があふれる。
口の中で、静かに幸せが広がっていく。


気が付けばまた行きたくなる味

こういうお店は、特別な日じゃなくても行ける。
むしろ、なんでもない日こそ行きたくなる。
気づけば通っている、いつまでも残っていてほしい、そんな店。

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